髙山明日香は樹林AI のエグゼクティブです。森美術館や東京2020オリンピックのブランド構築に携わり、日本を代表する数々の組織のコミュニケーションを担当してきました。国際オリンピック委員会へのアドバイスも行っています。そして今、その経験のすべてを樹林AI に持ち込んでいます。

明日香はアメリカで生まれ、ドイツで育ち、イギリスで学び、その後は香港、フランス、日本で暮らし働いてきました。見た目は日本人でしたが、長い間、日本人らしく話すことはできませんでした。
「日本に戻ってきたとき、見た目は完全に日本人なのに、日本語は一言も話せませんでした。バカだと言われたこともあります。でも、その経験が私の中に何かを育ててくれました。自分が伝えたいことをうまく伝えられない苦しさを知っていたからこそ、人が何を伝えようとしているのかを本当に注意深く聞くようになったんです。」
インターネットが存在しない時代に 7 カ国で暮らしたことは、別のことも彼女に教えました。多くの場所で、彼女はその土地の人たちが個人的に知る唯一の日本人でした。いつの間にか、一人で文化の架け橋を担う存在になっていたのです。
「みんな私を日本の大使みたいに見ていることに気づいたんです。場所によっては、日本人を見たことがない人もいます。だから日本のこと、日本文化、日本の歴史について話すときは本当に気をつけていました。みんなそれを正しい情報だと思うので。特にインターネットがなかった時代はそうでした。その経験がコミュニケーション能力も鍛えてくれました。」
樹林AI に入る前、明日香のキャリアは多くの人が一度訪れるだけのような場所を渡り歩いてきました。
最初はアーティストマネジメントと PR の仕事から始まり、その後は渋谷にある東急グループの文化複合施設「Bunkamura」で広報とスポンサーシップを担当しました。そこから Goldman Sachs Japan へ移り、年間 100 件以上のハイレベルな企業イベントの企画・運営を統括しました。
その後、森美術館へ。六本木ヒルズの立ち上げメンバーとして参加し、美術館のブランドアイデンティティをゼロから構築。やがて国際的にも現代アートの重要機関として認知される存在へと育て上げました。
その後は東京2020オリンピックのメインプレスセンターを率い、AP 通信、AFP 通信、Reuters 通信をはじめとする世界中の主要メディアが 42 の競技会場を 24 時間体制で取材できる環境を支えました。新型コロナウイルスによる 1 年延期の後には、デジタルコミュニケーションディレクターも務めています。
振り返ると、彼女にはすべてを貫く共通点が見えます。
「私がやってきたことは全部、人に何かを理解してもらい、それを信じてもらうことだったと思います。」
明日香が Rise と出会った頃、次のキャリアについていくつかの選択肢を考えていました。
でも彼女の心を引いたのは、もう一度ゼロから何かを作る機会でした。
「私はゼロから作るのが大好きなんです。そして未来は AI にあると感じていました。」
もう一つ、彼女の決断を後押ししたものがありました。
帰国後に長年キャリアを築いてきた日本という国が、少しずつ居心地の良さに慣れすぎてしまっているように感じていたのです。
「世界中が、日本は沈みゆく国だと思っています。でも私は次の世代のために、それを当たり前だと思いたくなかった。樹林AI が、日本をもう一度元気にするための一つの解決策になれるなら、私はまた挑戦したいと思いました。」
子どもたちも、母親が普通ではない選択をすることには慣れています。
「子どもたちは『ママが選ぶなら大丈夫でしょ。心配してないよ』と言っていました。」
エグゼクティブとして、明日香は日本中の記者、編集者、経営者、パートナー企業と日々話しています。
その仕事の大部分は、依然として教育です。AI が本当に正確に動くのか半信半疑な人がまだたくさんいる市場だからです。
「ほとんどの会社は AI をツールとして使っています。でも私たちのようなエージェント型ソリューションをやっている会社はまだ多くありません。プレゼンすると、本当に驚かれるんです。理解してもらうことは一つのステップ。でも信じてもらうこと、それが仕事です。」
さらに面白いのは、彼女自身がまったく新しいカテゴリーを作る側にいることです。
「私たちは、AI エージェントがどんなふうに人を助けられるかを伝える、いわば“伝道師の前の伝道師”みたいな存在ですね。」
毎日 AI エージェントと働く感覚を聞くと、明日香は技術的な答えを返しません。
「私は子どもを育てているような感覚なんです。お客様に『わあ、いい子ですね』『面白いですね』と言ってもらえるように育てている感じ。実際にそういうことをよくやっています。IT の仕事ではあるんですが、とても有機的なんです。エージェントだから。AI エージェントであって、AI ツールではないからです。」
明日香にとって、ツールは言われたことをするものです。
一方でエージェントは時間とともに成長し、人と関わりながら変化していく。そしてユーザーとの間に関係性が生まれていく。
それはとても人間的なものだと彼女は言います。
明日香は調査、情報整理、文章作成、コミュニケーションなど、日々の仕事で AI を使っています。
そのスピードには大きな価値を感じています。
一方で、コミュニケーションは依然として人間の経験と判断に強く依存しているとも考えています。
「コミュニケーションにおける人間の経験は、まだ AI には代替できません。話し方や文章の書き方は、これまで出会った人や経験してきた状況の積み重ねから生まれるものです。AI は文章を提案できます。でも何かがおかしいと気づく経験がなければ、その違和感を見抜くことはできません。」
彼女が特に心配しているのは、そうした土台を作る前に AI に頼る若い世代です。
何かがおかしいと感じ取る直感そのものが育たなくなる可能性を懸念しています。
明日香はこれまで多くのリーダーの下で働いてきました。
だからこそ、良くないパターンも知っています。
えこひいき。
置き去りにされる人たち。
言っていることと実際にやっていることのズレ。
「リーダーはよく誰かを置いていったり、お気に入りだけを大切にしたりします。でも Rise はそうじゃないと思います。彼は私たち樹木のメンバー全員を見ています。それにカリスマ性もあります。天才型のカリスマですね。」
でも入社して一番驚いたことは、誰も他人の悪口を言わないことでした。
私が一番好きな文化は、人の悪口を言わないことです。それと、働くときは一生懸命働いて、遊ぶときは思い切り遊ぶこと。そのコントラストが大好きなんです。大企業だと、遊ぶことも会社主導で行われます。でも樹林AI では、みんなで一緒に遊びます。それが私にはとても新鮮でした。
そして樹林AI には、高い自由度があります。
それが成立するのは、一人ひとりが責任を持ち、本当にお互いを信頼しているからです。
誰も、あなたが席に座っているかどうかを確認したりしません。
「私たちは同じ船に乗って、一緒に漕いでいるようなものだと思います。誰かが漕がなければ船のバランスは崩れてしまう。だからみんなで漕ぐんです。そしてタイミングが来たら、とても速く進めると思っています。」
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樹林AIは、高パフォーマンス企業の中核を担う次世代AIエージェントを提供しています。当社のテクノロジーは、メール、電話、メッセージングなどのビジネスコミュニケーションと、それに伴うワークフローを自動化し、人と組織の創造性を解き放ちます。
創業僅かで、日本で最も急成長するAI企業のひとつとして注目を集め、現在は日本、韓国、シンガポールに拠点を展開。アジア太平洋地域全体を、よりエージェンティックで持続可能な未来へと導いています。
東京都民の日常生活に関わる主要企業をはじめ、複数の大手企業に導入されており、既存のツールやシステムとシームレスに統合。100以上の言語でタスクを実行し、労働力不足の課題を解決しながら、チームがより戦略的で高付加価値な活動に集中できる環境を支援しています。